【近刊】槇原編『個人の語りがひらく歴史』
槇原茂編『個人の語りがひらく歴史 ナラティヴ・エゴ・ドキュメント・シティズンシップ』ミネルヴァ書房、2014年9月刊行予定
「近年、歴史学の可能性を広げるアプローチとしてグローバル・ヒストリーとならんで注目を集めるのが、オーラル・ヒストリーをはじめとした個人の語りに注目するアプローチだといえよう。
本書は、こうした潮流にたちつつ、史料に残されたナラティヴから歴史を問うことを通して過去に生きた人々のシティズンシップを描き出すことをめざすものである。」
http://www.minervashobo.co.jp/book/b182012.html
第6章 カトリシズムとデモクラシーのはざまで(長井伸仁)
――世紀転換期フランスにおける聖職者の市民意識と自分史
第7章 「農民」と「市民」のあいだ(槇原 茂)
――ブルボネ農民、ジュール・ルージュロンと共同性