【近刊】ジョルジュ・ミノワ『無神論の歴史』
ジョルジュ・ミノワ『無神論の歴史 始原から今日にいたるヨーロッパ世界の信仰を持たざる人々』法政大学出版局、2014年7月(予定)
「キリスト教信仰とともに歩んできた二〇〇〇年の西洋文明史はまた、神を否定し、宗教を拒絶する者たちによる思想闘争の歴史でもあった。古代・中世の異端説から、啓蒙の懐疑論や理神論をへて現代の唯物論に至るまで、既成秩序への抵抗と世俗化の根拠となった無神論哲学の多様な系譜を一望のもとに描く。現代フランスの最も多産な歴史家による、壮大な通史の試み」