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Il faut cultiver notre jardin

近世フランス史研究に関するブログです。新刊情報などをまとめています。

【新刊】2017年4月

歴史学一般 近世 新刊

小田中直樹/帆刈浩之(編)『世界史/いま、ここから』山川出版社、2017年4月28日。

宮澤溥明『著作権の誕生 フランス著作権史』太田出版、2017年4月。
http://www.ohtabooks.com/publish/2017/04/21195243.html

ルシオ・デ・ソウザ(岡美穂子訳)『大航海時代の日本人奴隷』中央公論新社、2017年4月20日予定。

【時事】フランソワ・オランド大統領のフリーメイソン生誕300周年記念式典への出席

フランス史 フリーメイソン史 時事

2月27日、フランソワ・オランド大統領は、パリ9区カデ通り16番地にあるフランス大東方会(Grand Orient de France)を訪れました。フランス大東方会とは、1773年に発足したフランス最大のフリーメイソン統轄組織(obédience)です*1。大統領の訪問の目的は、フリーメイソン団の生誕300周年を記念する式典に参加することです。今年は、1717年にフリーメイソン最初の統轄組織であるロンドン大会所(Grand Lodge of London)が設立されてからちょうど300年目にあたります。

*1:フリーメイソン用語の訳については、ピエール=イヴ・ボルペール『「啓蒙の世紀」のフリーメイソン』(深沢克己編訳、山川出版社、2009年)巻末の用語集を参照した。

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【新刊】2017年3月

フランス史 新刊 論文 歴史学一般

伊東剛史、後藤はる美編『痛みと感情のイギリス史』東京外国語大学出版会、2016年3月31日。

岡部造史『フランス第三共和政期の子どもと社会:フランス第三共和政期の子どもと社会』昭和堂、2017年3月30日。http://www.showado-kyoto.jp/book/b279776.html

小田中直樹(編訳)『歴史学の最前線:〈批判的転回〉後のアナール学派とフランス歴史学』法政大学出版局、2017年3月20日。

小田中直樹『ライブ・経済史入門 経済学と歴史学を架橋する』勁草書房、2017年3月。
http://www.keisoshobo.co.jp/book/b280721.html

杉本隆司『民衆と司祭の社会学:近代フランス〈異教〉思想史』白水社、2017年3月25日。

深井智朗『プロテスタンティズム:宗教改革から現代政治まで』中公新書、2017年3月21日。

平田雅博、原聖(編著)『帝国・国民・言語:辺境という視点から—』三元社、2017年3月

T・キューネ/B・ツィーマン編(中島浩貴/今井宏昌/柳原伸洋/伊藤智央/小堤盾/大井知範/新谷卓/齋藤正樹/斉藤恵太/鈴木健雄訳)『軍事史とは何か』(原書房、2017年)

ダグラス・C・ノース他『暴力と社会秩序』NTT出版、2017年3月。

ピエール・ロザンヴァロン/嶋崎正樹訳『カウンター・デモクラシー 不信の時代の政治』岩波書店、2017年3月。

嶋中博章「書評 佐々木真著『ルイ14世期の戦争と芸術 : 生みだされる王権のイメージ』」『西洋史学』(262)、2016年、184-186頁。

牟田和男「魔女観念と都市の司法―近世アルザス帝国都市の魔女裁判から―」『ヨーロッパ文化史研究(東北学院大学ヨーロッパ文化総合研究所)』第18号、2017年、97-123頁。

【新刊】2017年1-2月

新刊 歴史学一般 フランス史 論文

ジェラール・ノワリエル(舘葉月訳)『ショコラ:歴史から消し去られたある黒人芸人の数奇な生涯』集英社インターナショナル、2017年1月6日。
http://www.shueisha-int.co.jp/archives/3825

ピエール・ブルデュー(坂本さやか・坂本浩也訳)『男性支配』藤原書店、2017年1月20日。

ソニア・O・ローズ(長谷川貴彦、兼子歩訳)『ジェンダー史とは何か』法政大学出版局、2017年1月。

宇野木めぐみ『読書する女たち:十八世紀フランス文学から』藤原書店、2017年1月20日。

野村悠里『書物と製本術:ルリユール/綴じの文化史』みすず書房、2017年2月24日。

山田俊弘『ジオコスモスの変容 デカルトからライプニッツまでの地球論』勁草書房、2017年2月.

笠原賢介『ドイツ啓蒙と非ヨーロッパ世界:クニッゲ、レッシング、ヘルダー』未来社、2017年2月。

深沢克己『マルセイユの都市空間』刀水書房、2016年2月以降。

ジョー・グルディ&D.アーミテイジ著(平田雅博・細川道久訳)『これが歴史だ!―21世紀の歴史学宣言』刀水書房、2016年2月以降。

山内志郎『情念と表象可能性:ハビトゥスと情念』リベルタス出版、近刊。
http://www.libertas-pub.com/common/data/978_4_905208_06_8.html

E.A.リヴィングストン編(木寺廉太訳)『オックスフォード キリスト教辞典』教文館、2017年1月。
http://www.kyobunkwan.co.jp/publishing/archives/18203

フェリックス・ラヴェッソン(杉山直樹/村松正隆訳)『十九世紀フランス哲学』知泉書館、2017年1月。
http://www.chisen.co.jp/book/b279318.html

ピーター・マクフィー『ロベスピエール』(高橋暁生訳、白水社、2017年2月24日予定)
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b278934.html

淵田仁「ルソーにおける「歴史家」の問題:『エミール』における歴史家のフィギュールについて」『日本フランス語フランス文学会関東支部論集』25号

槇原茂「書評 工藤光一著『近代フランス農村世界の政治文化 : 噂・蜂起・祝祭』」『史学雑誌』126、2017年、83-89頁。

【新刊】2016年11-12月

フランス史 新刊 歴史学一般 論文

朝治啓三、渡辺節夫、加藤玄編著『〈帝国〉で読み解く中世ヨーロッパ 英独仏関係史から考える』ミネルヴァ書房、2016年。http://www.minervashobo.co.jp/book/b251259.html

屋敷二郎『フリードリヒ大王 祖国と寛容』山川出版社、2016年。https://www.yamakawa.co.jp/product/35055

桂秀行「南フランスの農奴制(3)」『愛知大学経済論集』202、2016年、147-148頁。

佐藤彰一『贖罪のヨーロッパ 中世修道院の祈りと書物』中公新書、中央公論新社、2016年。

永井隆則 (編)『〈場所〉で読み解くフランス近代美術』三元社、2016年。

森井裕一編著『ドイツの歴史を知るための50章』明石書店、2016年10月31日。http://www.akashi.co.jp/book/b252631.html

『思想』2016年11月号「音と声の歴史学」
http://www.iwanami.co.jp/shiso/1111/shiso.html

『史苑』77(1)(特集)外国史家が読み解く:近代日本のヒストリオグラフィー

アラン・コルバン、ジャン=ジャック・クルティーヌ、ジョルジュ・ヴィガレロ 監修『男らしさの歴史 Ⅰ 男らしさの創出 古代から啓蒙時代まで』小倉孝誠、岑村傑、鷲見洋一 訳、藤原書店、2016年11月発売予定。

リンダ・コリー(中村裕子、土平紀子訳)『虜囚』法政大学出版局、2016年12月予定。
http://www.h-up.com/books/isbn978-4-588-37125-7.html

ロドニー・スターク(櫻井康人訳)『十字軍とイスラーム世界 神の名のもとに戦った人々』新教出版社、2016年。
http://www.shinkyo-pb.com/2016/10/12/post-1262.php

フィリップ・セリエ(支倉崇晴・支倉寿子訳)『聖書入門』 (講談社選書メチエ) 、講談社、2016年12月10日。

フランソワ=ジョセフ・ルッジウ/高澤紀恵、竹下和亮編『都市・身分・新世界』山川出版社、2016年。
https://www.yamakawa.co.jp/product/47509

ミシェル・ロクベール(武藤 剛史訳)『異端カタリ派の歴史:十一世紀から十四世紀にいたる信仰、十字軍、審問』講談社選書メチエ、2016年。http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062585026

大学の歴史教育を考える会(編)『わかる・身につく 歴史学の学び方』大月書店、2016年。http://www.otsukishoten.co.jp/book/b252495.html

上垣豊「近代フランスにおける大学と権力」『史潮』新80号、2016年、18-34頁。

谷口良生「フランス第三共和政前期(1870-1914年)における議会活動:常任委員会制度の導入に見る議会活動の規範と議員の専門職化」『西洋史学』261、2016年、40-59頁。

津田拓郎「トゥール・ポワティエの戦いの「神話化」と8世紀フランク王国における対外認識」『西洋史学』261、2016年、1-20頁。

早川理穂「書評 松浦義弘『フランス革命とパリの民衆 : 「世論」から「フランス革命」を問い直す』」『史潮』新80号、2016年、

深沢克己「書評 ヘルムート・ラインアルター著、増谷英樹・上村敏郎訳・解説『フリーメイソンの歴史と思想 : 「陰謀論」批判の本格的研究』『史潮』新80号、2016年、137-142頁。

増田都希「家内統治書」としての18世紀後半フランスの「作法書」: テーマ・著者群・読者像」『西洋史学』261、2016年、60-71頁。

安酸香織「近世エルザスにおける帝国等族とフランス王権 : 十帝国都市をめぐる紛争と調停の事例から(1648-79)」『西洋史研究』45(72)、2016年、25-47頁。

鈴木重周「ドレフュス事件期の反ユダヤ主義とジャーナリズム——ナントの日刊紙『ロワールの灯台』をめぐって」『日本フランス語フランス文学会 関東支部論集』26号、2016年。

【文書館紹介】 フィニステール県文書館

文書館 フランス史

先日、史料調査のために、カンペールにあるフィニステール県文書館Archives départementales du Finistèreに行ってきました。日本語での紹介記事に需要はほとんどないと思いますが、利用案内を書いておきます。

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【新刊】2016年9-10月

新刊 近世 18世紀 歴史学一般

秋田茂・永原陽子・羽田正・南塚信吾・三宅明正・桃木至朗(編著)『「世界史」の世界史』ミネルヴァ書房、2016年。http://www.minervashobo.co.jp/book/b217326.html

石橋正孝・倉方健作『あらゆる文士は娼婦である 19世紀フランスの出版人と作家たち』白水社、2016年10月。
http://www.hakusuisha.co.jp/book/b243681.html

上垣豊、三時眞貴子、隠岐さや香「『学問の共和国』を読む: 科学史・知識社会史・教育史の視点から」『科学史研究』2016年10月号 No.279、256-267頁。

工藤庸子『評伝 スタール夫人と近代ヨーロッパ フランス革命とナポレオン独裁を生きぬいた自由主義の母』東京大学出版会、2016年10月予定。http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-010131-8.html

中野智世・前田更子・渡邊千秋・尾崎修治(編)『近代ヨーロッパとキリスト教 カトリシズムの社会史』勁草書房、2016年10月。http://www.keisoshobo.co.jp/book/b244731.html

服部春彦「書評 松浦義弘著『フランス革命とパリの民衆 : 「世論」から「革命政府」を問い直す』」『史学雑誌』125(9)、2016年、1613-1622頁。

渡辺優『ジャン=ジョゼフ・スュラン』慶応義塾大学出版会、2016年10月。

ドミニク・カリファ『犯罪・捜査・メディア 19世紀フランスの治安と文化』梅澤礼訳、法政大学出版局、2016年。http://www.h-up.com/books/isbn978-4-588-01049-1.html

カルロ・ギンズブルグ『ミクロストリアと世界史』上村忠男編訳、みすず書房、2016年。http://www.msz.co.jp/topics/08545/

トバイアス・スモレット(根岸彰訳)『フランス・イタリア紀行』鳥影社、2016年10月。http://www.choeisha.com/pub/books/54816.html

ブレーズ・バコフェン(三浦信孝訳)「ルソーの政治思想における戦争論 : 戦争するとは何をすることか?」『思想』1109、2016年、34-55頁。

リン・ハント『グローバル時代の歴史学』長谷川貴彦訳、岩波書店、2016年10月予定。

プーフェンドルフ『自然法にもとづく人間と市民の義務』前田俊文訳、京都大学学術出版会、2016年9月上旬。http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?id=2126

『ライプニッツ著作集第II期[2]法学・神学・歴史学』工作舎、2016年9月30日予定。http://www.kousakusha.co.jp/NEWS/weekly20160830.html

ロバート・ルイス・ウィルケン(大谷哲・小坂俊介・津田拓郎・青柳寛俊訳)『キリスト教一千年史』上・下、白水社、2016年

谷口良生「(書評)François DUBASQUE et Éric KOCHER-MARBŒUF (dir.),Terres d’élections: Les dynamiques de l’ancrage politique, 1750-2009」『史林』99巻5号(2016年9月)、717-723頁。